出版予定
※あくまで予定です。書名、予価、体裁、頁数ほか変更あります。
2025年
5 月 |
やまぐちから考える世界史 歩いて、見て、感じる歴史 岩野雅子/長濱幸一/安渓遊地/藤村泰夫 編著 予価:本体2,000円(税別)B5判 並製 ISBN978-4-86722-136-5 C0020 山口県の高校・大学教員、学生・生徒約40人が執筆。 2022年度から実施された高等学校のカリキュラム改訂で、「歴史総合」「日本史探究」や「世界史探究」授業の登場という背景をもとに、日本の近現代史でたびたび登場する「やまぐち」と世界との関係を、「地域に暮らす人たちの視点」から語るという形を取りました。 日々の生活や身の回りにある素材・題材から何が見えてくるのか、できるだけ多くの人にわかりやすく伝えたいという熱い思いがつまった一冊となっています。 |
5 月 |
藤原不比等と『日本書紀』 干支一運60年の天皇紀 林 順治著 予価:本体1,800円(税別)四六判 並製 ISBN978-4-86722-138-9 C0021 初期律令国家の実質的な指導者であり、『日本書紀』の編纂を主導し、天皇の系譜を整えた藤原不比等。 その歴史改作システムの核となる干支一運の天皇紀を詳説し、『日本書紀』の虚実とその意図を明らかにする。 そして古代日本国家設立の深層とその底流にある「国家と個人」にまつわる民族を超えた普遍的な理論と、筆者の自分史が交錯する稀有な書。 |
月 |
パレスチナ/イスラエルを読み解く 錦田愛子 著 予価:本体2,000円(税別)A5判 並製 ISBN978-4-86722-126-6 C0022 イスラエル・ガザ戦争(2023 年)の背景をわかりやすく読み解く基本図書 慶應義塾大学での講義「現代中東論」をもとに、 パレスチナ/イスラエル紛争について、まずその概要と構造をつかみ、それを起点に歴史の流れに沿って解説した現代史。中東各地での在外研究の経験と現地との交流を活かしたコラム、理解に役立つ映画・文献ガイドも充実。図版多数。 |